加計呂麻・移動図書館「かけはし号」に出会う
お店のない集落の多い加計呂麻では、移動販売抜きでは生活が成り立たちません。
移動スーパー「とらや」など、集落を回ってきては人だかりができています。
移動販売は米や野菜など、生活のための必需品を運んでくれるライフラインでもあります。
そして、「心のつながり」を運んでくれるのが移動図書館だと思います。
集落に住む、子供も、おばあも、次の訪問を心待ちにする移動図書館「かけはし号」。
便利な都会の暮らしの中では忘れてしまいがちな、心に優しい原風景が加計呂麻には残っています。
「かけはし号」は約2週間に一回のペースで、加計呂麻のほぼ全ての集落を巡回するそうです。到着すると、音楽を鳴らして、人が集まるのをまつ。お年寄りから子供まで、ゆっくり借りるを本を探し、ほっこりした時間が流れます。
この仕組みって、なかなか真似できないけど、昔はこれが当たり前だったんでしょうね。
素敵な一場面に出会えました。